オーストラリアに来てベビーシッターのお仕事やってみたいな、と思う方は少なくありません。そこで今回はオーストラリアのベビーシッター事情についてお話していきます。
そもそもベビーシッターは需要があるのか?
オーストラリアにおいてベビーシッターの需要は高いです。多くの家庭が、親が働いている間や予定がある際に子供たちを預ける必要があるため、ベビーシッターや子供の世話をする専門家への需要があります。
1 共働き世帯の増加: オーストラリアでは共働き世帯が増えており、両親が仕事に出ている間に子供の世話が必要なケースが多いです。
2 忙しい親のサポート: 近年自宅で仕事をする家庭が増えており、家で親が仕事をしてる間に子供を見てほしいというケースも増えています。
3 富裕層の増加:オーストラリアには富裕層も集まっており、お金を子供の世話にあてる余裕があります。
4 幼稚園に子供を入れたくない:自分たちの子供を他の大勢と同じではなく、個人的にみてもらいたい、もしくは育て方へのこだわりがある親はベビーシッターに事細かに要求できるためベビーシッターを頼むことが多いです。
5 夫婦の時間を大切にするため、結婚記念やデートの時に子供の面倒をみてもらうためにベビーシッターを頼みます。
以上の理由から、オーストラリアでベビーシッターの需要が高まっています。ベビーシッターの仕事は一時的なものから長期の契約まで様々で、子供の年齢や家庭の状況によっても異なります。
いずれにしても日本と比べると、ベビーシッターを雇う敷居は低いですね。
ベビーシッターとナニーの違い
ベビーシッターとナニーは、両方とも子供の世話をする人々を指す言葉ですが、一般的には次のような違いがあります。
- 職務内容:
- ベビーシッター: ベビーシッターは通常、一時的な子供の世話を担当します。主に親が外出したり、仕事に出かける際に子供の世話をしてくれることが多いです。
- ナニー: ナニーは長期的な子供の世話を担当します。通常はフルタイムやパートタイムで雇われ、子供の成長と発達をサポートし、教育的な活動や日常生活のサポートを行います。
- 時間枠:
- ベビーシッター: ベビーシッターは一時的な世話を提供するため、数時間から一日の短い時間枠で雇われることが一般的です。
- ナニー: ナニーは通常、週の特定の日数や一週間全体にわたって雇われることが一般的です。長期的な契約がよく見られます。
- 責任範囲:
- ベビーシッター: ベビーシッターの主な責任は、子供の安全と基本的な世話をすることです。例えば、子供と遊んだり、食事を用意したり、寝かしつけたりすることが含まれます。
- ナニー: ナニーはベビーシッターよりも広範な責任を持ちます。子供の日常生活全体を管理し、学校や課外活動のサポート、教育的な遊びや学習、健康管理なども担当します。
これらは一般的な違いであり、地域や雇用主の要件によっても異なる場合があります。どちらの役職も子供の安全と幸福を最優先にし、家族との信頼関係が重要です。
ベビーシッターの条件
ベビーシッターに求められる条件は、子供たちの安全と幸福を確保し、親との信頼関係を築くために非常に重要です。以下に、ベビーシッターに求められる一般的な条件を挙げてみます:
親がベビーシッターに求める条件は家族によって異なる場合があります。子供たちの安全と幸福を保つことを最優先に考え、信頼関係を築くことがとても重要です。
どこで仕事が探せるのか?

人気のベビーシッターアプリ
最近主流なのがアプリに登録する方法です。こちらは、自分で自己紹介文や、どの資格を持っているのかを記入したり、アプリによってはID の認証システムがあったりと、難易度が高いものもあります。また、登録してもすぐに仕事がもらえなかったり、連絡しても返信がないこともあります。アプリなので軽く簡単に登録できることで、競争率が高いのかもしれませんね。
日本人のベビーシッターエージェント
こちらは日本人経営のベビーシッターエージェントです。働く保育士は皆日本人で、ベビーシッターだけでなく、お掃除の仕事も紹介してくれます。オーストラリアでも日本人の丁寧な仕事を求められることが多いので重宝されます。