トイレトレーニングを始める前に
親たちがぶつかる壁の1つ、トイレトレーニング。
皆さんはどのように進めていますか?
何から始めればいいの?
始める時期は?
始める季節は?
トイレトレーニングのgoサインは?
などなど、疑問を解消して行きましょう。
何から始めればいい?
それは、、!
トイレトレーニングを始めるもっと前から、
オムツをなるべくすぐ替えてあげることです。
それはつまり、オムツが濡れて気持ち悪いという感覚を身につけさせる、
ということです。
外出などで、すぐには替えてあげられない事ももちろんあるでしょう。
でも、なるべく早めに替えてあげて、おしりを清潔に保ってあげましょう。
そして、赤ちゃんの時期からオムツが濡れることの不快さを身につけてあげると、
いざトイレトレーニングを始めようとしたときにはスムーズにいきます。
トイレトレーニングを始めて、うんちをトイレでするのを嫌がり、
オムツでしかしようとしない子がいます。
小さいときから、おしっこでもうんちでも早くオムツを
交換してあげることが大切です。
始める時期
幼稚園の保護者さんで、
そろそろトイレトレーニング始めたいんだけど、
とよく相談される事があります。
まず始めるにあたって、注意点があります。
子どもは準備できてるか?
- 子どもは意思を伝える事ができるか?
- トイレに興味を持っているか?
- トイレを怖がっていないか?
子供が尿意を感じて伝えるのはまだ無理かもしれませんが、
出てしまった後に、”ママ、出ちゃった”等の言葉や動作によるコミュニケー
ションができるでしょうか?
年齢的にはだいたい2歳前後とされていますが、個人的な成長発達の差が
あるので、しっかりと見極めてあげてください。
そして、日ごろから兄弟または親がトイレに行く事に興味を示してい
るでしょうか?また、トイレに行く事を怖がっていないかどうかも
チェックしてみてください。
始めるのに適した季節
基本的には夏がよいとされています。
理由は薄着なので、すぐに脱ぎ着させやすいから。
特に寒い冬の日本などでは、タイツを履かせたり、
その上にまたズボンを履かせたりしますよね?
そうすると、子供の尿意に気付いて脱がせても
手遅れになってしまう場合があります。
その点夏は軽い服装なので脱がせやすくて、
親としても楽ですね。
*余談ですが、オーストラリアでは家の中で下を履かせないで一日中過ごさせる子もいるみたいです。(みんなではありません。)いつでもトイレに行けるように、だそうです。
その他に大事なことは、
保育園の先生との連携
家でのトイレとレーニングの進み具合、アクシデントの頻度を先生に伝えて、
家と幼稚園の連携をとり、お互いに協力し合いによって、
よりスムーズなトレーニングができるでしょう。
幼稚園に丸投げ、または家では上手くいってるのに幼稚園では
あんまりやってくれない、どっちもダメです!
さいごに、
親は準備できているか?
実は子供が準備できてるかより、親の意識の方だったりします。
実際トイレトレーニングは一日二日でできるもの
ではありません。
絵本の読み聞かせでトイレに興味を持ってもらったり、
トイレに行く親の姿を見せたりと、
日常的に興味を持たせてあげるのは
やはり時間的にも長く過ごしている親の役割かと思います。
保育士は四六時中一緒にいるわけでは
ないのでそこまではしてあげれません。
トイレトレーニングがはじまれば、家のカーペットや
床がぬれたり、お出かけの時はトイレの場所を確認した
り、、と、親は忍耐がいります。
でも、この時期は長く続くわけではありません。
皆、いずれオムツがとれるのです。
これまでも、夜泣き、乳離れ、等の苦難を乗り越えてきたと思います。
そしておそらくこれが幼児期最後の難関だと思います。
だからこの時期、ちょっと忍耐がいるし、子供にイラッと
することもあるかもしれませんが、
ジッと耐えてみてください。
そんなちょっとした心構え、覚悟ができていればトイレトレーニングも
けっこう楽しく乗り越えられます!