赤ちゃん、こどもによくある健康状態というば、便秘と下痢。
幼稚園でもよく聞くこの二つの病気。
英語では、
便秘=Constipation (コンスティペイション)
下痢=Diarrrhea (ダイアリア)
と言います。
便秘なのかな?
便秘とは排便が週に3回未満の場合、便の回数が少ない、出にくいことをいいます。
トイレトレーニングを始めたころ、日常のちょっとした環境の変化などで便秘になる子もいます。
便秘になることはめずらしいことではなく、10人に1人のこどもがなる日常的な病気です。
便秘の原因は?
一概には言えませんが、不規則な生活や運動不足など以外では、
精神的なものもあります。
無理やりトイレトレー二ングを始めてプレッシャーを与えてしまったり、なかなか落ち着いてトイレに行けない状況をだったり、ストレスを与えたり。
学校のトイレがいやだ、学校のトイレではしたくない、と我慢することで便秘になる場合も少なくありません。
便秘に効く食べ物
便秘によく効く食べ物を紹介します。(一部ためしてガッテンから抜粋)
- バナナ
- 海藻(わかめ、のり、もずく)
- なめこ
- ヤクルト
- 豆乳
- プルーン
これらは水溶性食物繊維を多く含み、便の水分を増やして柔らかくしてくれます。
その他、酸化マグネシウム等の便秘薬もありますが、副作用もあるのでお医者さんにきちんと聞いてから使用してくださいね。
便秘予防
便秘にならないためには、日頃からの食生活が大切です!
まず、生活習慣を見直してみましょう。
- 規則正しい生活をしているか?夜更かしをして朝起きれない事ありませんか?
- バランスのとれた食事をしているか?甘いものばかり食べていませんか?
- 体を動かしているか?散歩などして腸の動きを整えましょう。
- 水分をきちんととっているか?ジュースなどの甘い飲み物ではなく水。
下痢かな?
柔らかい便や水様の便が一日に何度も出たら下痢です。
これもこどもにはめずらしくないよくある病気です。
下痢の原因
主にウイルス性のものが多く、細菌の感染などで起こります。その他、食べすぎ、消火の悪いものを食べた時も下痢になります。
もっとも多い原因:こどもの下痢の場合で嘔吐を伴う時は胃腸炎がかんがえられます。
細菌性のものとウイルス性のものがあります。
下痢の対処法
下痢止めを飲むと回復を遅らせてしまうこともあるのでお医者さんと相談してください。
下痢だから食べさせなくてもよいというのは間違いで、栄養をまかなわなくてはいけないので、無理のないように食べさせましょう。
下痢の時の食事
- りんごのすりおろし
- おかゆ
- スープ
- うどん
- 豆腐
- バナナ
胃腸が弱っているので、これらの消化のよい食べ物を少しづつ取るようにしましょう。
いちご、ヨーグルト、牛乳、繊維の多いたべもの、甘いもの、脂っこい食べ物はさけましょう。
あまり食べられなくても、水分だけはこまめにとりましょう。ポカリスエットなどのスポーツ飲料も良いです。
下痢予防
細菌は幼稚園、学校などの集団生活でうつることが多いです。
- 手洗いの徹底
- トイレを清潔にたもつ
- おむつを替えた後の手洗い
これらを心がけて健康で清潔な毎日を送りましょう!